愛犬が認知症になったときの対処法

健康・医療

今月は、高齢犬のお話にスポットを当てています。迎え入れたときは元気だった愛犬も、年を重ねる度に老化が始まります。多くの飼い主さんが、楽しくお世話をしたい、と言います。しかし初めてのワンちゃんの介助や介護に戸惑う飼い主さんもいます。今回はワンちゃんの認知症についてお話します。

認知症とは

脳細胞の死滅により発症してしまった認知症には治療法はないというのが現実です。脳細胞を再生させることができないと現在の医学では言われています。今まで出来ていたことが、出来なくなったり、おトイレの場所も忘れてしまうこともあります。以前、認知症を患っているワンちゃんと、その飼い主さんに合うときがありました。ワンちゃんは飼い主さんすらも、認知できなくなる瞬間があり、攻撃的になることもあるのだと。しかしワンちゃんは自分の気持ちを伝えることはできません、認知症だから仕方ない・・など自己判断ではなく、身体の不調や痛みがある場合もありますので、まずは獣医師に相談することをお勧めします。

認知症のワンちゃんとの過ごし方


人間と同じように犬も老化が原因で認知症になってきます。その症状にはそれぞれの犬により違いがありますが、ぐるぐると同じ所を回ったり、これまでとは違う甘え方をしたり、夜泣きをするようになったりするのです。またトイレの失敗が繰り返されたり攻撃的になったり徘徊をするようにもなります。どのような症状になっていても犬自身に不安な気持ちが起きているのです。そのことがますます認知症の症状を悪化させるようにもなります。トイレの失敗が続く時には認知症とは言い切れない場合もあるので病院で検査をまず受けるようにし、病気でない場合にはなるべく衛生的な状態を保つようにお尻周りの毛を短くすることやいつもいる場所を清潔にすることが大切です。

症状による対処法

夜泣きをするようになると、飼い主さんの睡眠不足になったり、近隣への騒音にもなります。昼夜が逆転するような時には昼間に充分な運動をしたり日光に当てるようにします。ぐるぐると円を描くように歩き回る時には頭を角にぶつけないように丸いケージなどを使ったり部屋の角にダンボールなどを置いて円がかけるようにするのがいいです。食欲が異常に出てきた場合には与えすぎて肥満になったり消化器に負担がかかるときもあるので少しを頻回に分けて与えるようにします。しかし症状がでた時の対策をしていても元のように治ることはないのです。その時にできることには進行を抑えるような食事や運動をさせていくことになります。DHAやオメガ3脂肪酸を含むような抗酸化物質のサプリメントやこれらを含むドッグフードを犬に与えることです。抗酸化物質が脳内の酸化を食い止めるということで酸化の副産物として発生したアミロイドの生成が抑制されて結果としてアルツハイマーの進行を抑えることになります。他には脳への適度な刺激を与えることで老化現象を遅らせることができると言われています。すぐに出来ることでは、散歩コースを変える。犬の知育玩具をあたえる。マッサージをする。ご家族と相談し、みんなの協力がある上での選択ですが、新しいペットを迎えるという方法もあるのです。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。