愛犬の分離不安を克服する

愛犬の学び・しつけ

犬も人間と同じように、分離不安に陥ることがあります。もともと人間に引き取られていく前提で産まれる犬は、特に幼い頃に環境が変わってしまうため、分離不安の克服も難しいのです。今回は愛犬の分離不安を克服する内容でお届けします。

分離障害とは

住み慣れた家や、一人になったときに不安になる心理的な精神障害のことを言います。これは人間でいうと生後6ヶ月から3歳までの幼児にもみられます。里親やペットショップなど犬を飼い始めたらすぐに、家族である人間側が早めに克服できるよう配慮してあげなければなりません。 では一体どのようにすればいいのか、まずはしっかりと愛情を注いであげることです。沢山撫でて沢山褒め、自分はここにいるのが幸せだと思ってもらえるようにします。そしてゲージなどの定位置を用意してあげ、犬が落ち着けるスペースを作ってあげてください。 その上で重要になるのが、他でもない匂いです。犬は嗅覚に優れる分、安心材料も鼻を使って探すことがあります。例えば自分の匂いが付いたタオルや、好きなおやつに遊び道具、そういったものを常に近くに置いておいてあげましょう。 もし可能なら、環境が変わる前にいた場所の何かもあれば最善です。ペットショップにいたならそこで使っていたご飯入れ、ブリーダーのところにいたなら母親や兄弟と共有していたマットなど、思い出深い何かがあるかもしれません。人間でも引越しや転校、転勤の際には大きな不安を抱えます。それは犬も同じですから、同じ目線に立って寂しくないよう心掛けてください。

一人の寂しさ

分離障害のきついワンちゃんは、飼い主が居なくなるだけでパニックに陥ります。その為長期間の留守には注意が必要となります。犬は留守番時間が30分を超えるとストレスがピークとなり、既に分離不安を抱えている状態では悪さなどもしてしまう可能性があります。よく飼い始めの頃に部屋を荒らしたりしてしまうことがあるのですが、その背景にはこういうメカニズムもあるわけです。毎日誰かしらが近くにいてあげ、不安の軽減に努めてみましょう。 もちろん甘やかし過ぎることは逆効果になりますが、ワンちゃんの様子を見ながら少しずつ環境へ慣れさせてあげる事が分離不安の克服となります。分離不安の放置は、無駄吠えや攻撃性にも繋がります。決して楽観視はできませんので、家族全員で真剣に考えていきましょう。

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