日本で犬の飼育率が減少する理由

愛犬の学び・しつけ

近年、日本では少子化に伴い、ペットの数が子供の数を上回るようになりました。子供はいないけどペットは飼っているというご家庭も多いのではないでしょうか。今回はペットの中でも「犬の飼育率」はどのように変化しているのか一般社団法人ペットフード協会が毎年発表している「全国犬猫飼育実態調査」をもとに調べてみました。

引用元:一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」https://petfood.or.jp/data/chart2017/index.html

 

この調査は協会が実施している統計調査であり、年度によっては対象年齢も異なっているため目安となります。 統計によると、日本の犬の飼育率は2017年が12.8%で2016年の13.6%から低下しています。10年前の2017年が18.9%ですので年々横ばいか低下傾向にあるようです。年代別にみると、犬の場合は50代の比率の減少が顕著で、前年比マイナス2.3%、2013年から4.6%減少しています。さらに、厚生労働省が発表している「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等」を参考に都道府県の人口から算出した飼育率によると香川県が7.24%で最も高くトップです。そのあとは、三重県6.97%、岐阜県6.29%と続いています。東京都は3.84%で犬の登録数が日本で最も多いですが、人口に比べて飼育率は低いことが分かります。

ペットブームが減少している理由はどこにあるのか?

ストレス社会においてペットと過ごすことで生活に癒しが欲しいという期待がある一方で、住宅・お金・世話・死の問題で飼育意向を阻害しているのかもしれません。ペットフードやベット病院・美容院などケアの高級化が進み家族化が進んでおり、ペットを大切にする飼育者と非飼育者の価値観に大きなひずみが生まれている現状もあります。マンションでも犬の散歩の時には廊下をそのまま歩かせず持ち上げるように指示されているところも多いのではないでしょうか。このご近所トラブルの原因となるひずみが存在している以上、いぬの飼育における環境整備はなかなか前進しないことが見込まれます。ドッグカフェなど犬も人間も楽しめる施設が増えている一方、毎日の生活における飼育ストレスが改善される日を望むばかりです。

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